経営視点で事業をけん引、
広告運用しかできなかった私のTENTIALでの新たな挑戦
兼 セールス・マーケティング部 部長
2021年8月、WebマーケターとしてTENTIALへ転職した岩松さん。広告運用からはじまり、多様な施策実行や役割の変遷を経て、現在は事業本部副本部長とセールス・マーケティング部部長を兼任し、TENTIALの成長を牽引しています。働いてみて感じるTENTIALの魅力やマインドの変化について伺いました。
ゼロからの挑戦を後押ししたのは魅力的なBuddyたち
20代前半の頃、何者にもなれていない漠然とした不安を感じながらも「何かやりたいことができたときに、自信を持ってチャレンジできるようになっていたい」と思っていました。新卒で広告代理店に入り、2年目にWebマーケターとしてキャリアをスタート。当時はSNS広告が流行り始めた時期で、社内で2名だけの運用チームへ配属されたのがきっかけです。私が中心となってトライアンドエラーを繰り返し、自然とSNS広告について社内で一番詳しくなっていきました。25歳からは現場の人材育成にも挑戦し、その後当時のメンバーの中では最年少でマネージャーへと昇進しました。しかしキャリアの先行きを考えたときに、広告運用という狭い領域だけでなく、マーケティング全般を知りたいという思いや、「岩松に頼めば、いい製品を日本中の人々に届けることができる」と思ってもらえる人材になりたいという思いから転職を決意。別のベンチャー企業を経て、TENTIALと出会いました。TENTIALへの入社の決め手の1つは、優秀なBuddy(TENTIALで働くメンバー)がたくさんいたこと。そもそもCEOの中西さんが私より3歳年下ですし、当時は他のBuddyもほとんどが年下。しかし、荒削りながらも自分より優秀なメンバーが揃っており、そしてなにより全員がモチベーション高く一生懸命に働いていました。「身一つでゼロから挑戦したい」と思っていた私にとって、この会社の環境ならいい緊張感の中で自己成長ができると感じたのです。もう1つ、自分が好きな「スポーツ」と「健康」を掛け合わせた事業内容だったことも、挑戦の背中を押してくれました。
事業の成長を考え続ける濃密な日々
私が入社したタイミングは、コロナ禍でのマスク需要が一段落し、次の打ち手を模索している時期でした。事業会社のマーケターとして働く以上、プロセスではなく、結果を出すことにこだわらなければならないというプレッシャーを感じていました。そこでまず着手したのは、得意領域である運用型広告の改善でした。当時は正確なデータをその都度計測できる仕組みも整っていなかったので、初期は配信中の全広告の入稿URLの差し替えや広告管理のルールづくりをひたすら行いました。ある程度整理できてきたら、次にクリエイティブの改善の速度を上げることに注力しました。当時は外部に依頼する余裕がなかったため、Canvaなどを使って自らクリエイティブを制作してPDCAを回し、広告成果を改善していきました。その後も、クリエイティブの素材数を担保するべく社内に簡易撮影スタジオを設置したり、運用型広告の伸びが停滞してきたときには全く違うアプローチとしてYoutuberとのタイアップ施策を企画したり、ユーザーインタビューを多数実施して見出したインサイトから「ギフト施策」につなげたり。スタートアップ感満載の働き方で、入社当時から現在に至るまで試行錯誤を重ねながら濃密な日々を送っています。TENTIAL入社後の3年半で、10以上の役割や役職を経験してきました。現在はセールス・マーケティング部の部長として3グループ計約30名が所属する組織を率いています。ミッションは「ブランド事業全体のP/L目標を達成させること」であり、非常に責任の重い役割だと認識しています。日々の数値を細かく分析して足元の施策を高速で動かしながらも、未来を見据え、中長期観点でもどこに力を注ぐべきかを見極めて、組織を動かすようにしています。普段は各グループのマネージャーと相談しながら、短期と中長期、定量と定性などさまざまな視点で検討。経営としての優先度も踏まえて、必要なところに必要なリソースを最適に投下することを心がけています。
仕掛けた施策からTENTIALが広がっていく喜び
TENTIALの大きな魅力は、Buddyのポジティブさです。特に、ミスが起こったときの対応は素晴らしいと思います。ミスが起こること自体は良くないことですが、人が介在する以上ゼロにするのは不可能です。その前提で、TENTIALではミスに対して責めることはせず、「このミスを糧に未来をどう良くしていくか」と常に前を向いて、みんなで誠実に考えていきます。このカルチャーはとても好きですね。最近では、TENTIALが多くの方に認知されてきていることに一番やりがいを感じています。入社当時は『BAKUNE』もほとんど知られておらず、説明しても怪しく思われるところから始まりましたが、今では看板商品として多くの認知を得ています。イノベーター層を中心とした認知だったものが、そうではない方々からも「知っているよ」「使っているよ」「欲しいんだよね」といった声をもらうことが増えていて、本当に嬉しいです。振り返ると、BAKUNEを多くの人に届けるために様々なチャレンジをしてきました。YoutuberタイアップやテレビCM、タレントさんのキャスティングなど、粘り強く思考を重ね、事業インパクトの大きい施策を成功させてきました。これまでの挑戦の積み重ねがあって、今があると思うと感慨深い気持ちもあります。もちろん現状には全く満足していないので、これからも新たなチャレンジを、さらにペースをあげて行っていきたいと思います。
コンディショニングが当たり前になる世界へ
TENTIALに入社してから最も大きな変化が、自分のスキルアップやキャリアを積み上げることよりも、会社や事業をどうすればもっと伸ばしていけるか?という視点で仕事をするようになったことです。YouTuberコラボやテレビCMに関しても、自分が仕掛けた施策が成功したから嬉しいというわけではなく、その結果として会社の成長が実現できていることに嬉しさを感じています。かなり優等生っぽい発言ではあると思うのですが、本当にそう思っているんですよね(笑)。会社や事業を自分に憑依させて仕事に没頭できていることは、我ながらとても恵まれていると思います。スタートアップであるTENTIALが多くの競合企業と渡り合っていくためには、正攻法ではなく、選択と集中を意識したTENTIALならではの勝ち方や戦い方が求められます。今いる人材、今ある資金、社内外のアセットをどう組み合わせ、どう最大化させるか。新たな市場を切り拓き世の中に「コンディショニング」という概念を浸透させていくために、TENTIALの総合力を最大化させることが今後の課題です。私自身、日々の生活からコンディショニングに気を遣っており、毎日朝からしっかり働ける状態を維持しているので、コンディショニングの重要性を誰よりも理解しているつもりです。だからこそ、すべての人がポテンシャルを最大限発揮するために、当たり前にコンディショニングをしている世界を作りたいと強く思っています。今後はより一層、使命感をもってTENTIALとしての取り組みを牽引していきたいと思っています。
※TENTIAL マーケティング部について、下記noteでも一部ご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
・急成長ブランドを1人でも多くのお客様に届け、売上の拡大を支える。TENTIALマーケティングチームの挑戦
https://note.tential.jp/n/n85cc6e73a4aa