「コンディショニング」という考え方そのものを浸透させていく仕事
プロダクトブランディンググループ
広告代理店時代に培った知見をフル活用し、テレビCMをはじめとしたTENTIALのプロモーション戦略を牽引してきた高砂さん。15年以上にわたって広告業界に身を置き、さまざまなブランドをサポートしてきた彼女は、なぜ次の挑戦の場としてTENTIALを選んだのか。入社の背景やTENTIALの魅力について伺いました。
絶対に譲れなかったのは、「志」を持った人と働くこと
「高い志を持って、健康というテーマに誠実に向き合っている会社だ」。代表の中西と初めて話をした時、そのように感じたことをよく覚えています。私はTENTIALに入社するまで、一貫して広告代理店で仕事をしてきました。特に14年間勤めていた前職では、大手化粧品メーカーや業界シェア一位の有名ブランドをはじめ、さまざまな企業の事業戦略、商品開発、コミュニケーション戦略・企画立案などをお手伝いする日々を送っていました。日本を代表するような企業と仕事ができる環境にはやりがいを感じていた反面、忙しい日々の中で、健康をないがしろにしてしまっていたのも事実です。30代で大病を患い、40代に入って疲れで気持ちがついていかず、心が折れるような瞬間も経験しました。身体の健康が、心の健康や毎日のモチベーションに大きな影響を与える。そのことを身をもって痛感しました。同時に「自分と同じような経験をした人が、志があれば立ち上がれる世の中にしたい」という思いが強くなっていったんです。TENTIALと出会ったのは、そのような経験から次の挑戦について考え始めていた時のことでした。中西との会話の中で特に印象に残ったのが、「自分たちはエビデンスのないものは出さない」という言葉です。「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」というミッションに基づき一つひとつの製品を作ってきた会社の姿勢からも、健康というテーマに本気で向き合っていく覚悟や誠実さを感じました。私にとって新しい環境を探す上で絶対に譲れなかったこと。それは「志のあるチームで働くこと」です。TENTIALであれば高い志を持った人たちと一緒に事業を作っていける環境があり、代理店時代に培ってきた知見を還元することもできる。面接を通してそう感じ、他のどの選択肢よりもワクワクしたのが、TENTIALで働くという道でした。
自分たちの手で新しい市場を切り拓いていく挑戦
TENTIALブランドや製品の認知拡大や信頼醸成に向けたコミュニケーション戦略をリードしていくこと。それが今の私の仕事です。「BAKUNE」のテレビCMのように、製品単位でマスプロモーションの戦略を立てて進行するだけでなく、TENTIALブランド全体のコンセプトやコミュニケーションの方向性を練ったり、そのための市場調査を実施したりもします。社内には経験が豊富なメンバーも増えてきてはいますが、まだまだ小さな組織なので、私自身も領域を狭めすぎずに幅広い業務を担当してきました。代理店時代にさまざまなクライアントのコミュニケーション戦略や商品開発をサポートしてきましたが、今はそこで培ってきた知見や経験を社内向けに総動員しながら働いているようなイメージです。TENTIALに入社して改めて感じたのが、コンディショニング*という考え方を本気で普及させていくべく、製品開発やお客様へのコミュニケーションに対して誠実に取り組んでいるということ。今の時代、表面を取り繕ったところで簡単に見抜かれてしまうため、誠実な会社こそが生き残っていくと思うんです。本当に良いモノを作っていると自信を持って言えるからこそ、「TENTIAL製品を1人でも多くの人に届けていくこと」が私自身の役割だと考えています。主力製品のBAKUNEは愛用してくださる方が少しずつ増えてきてはいるものの、リカバリーウェアというカテゴリ自体が世の中では十分に知られていません。新しい市場を切り拓いていくことは簡単ではありませんが、その分だけ業界のトップランナーとして自分たちの手で世の中を変えていける面白さがありますし、ビジネスとしての伸びしろも大きいです。
*TENTIALが定義するコンディショニングとは、ライフパフォーマンス向上のために、体調に関わる全ての要因を良い状態に整えることを指しています
同じ想いを持ったメンバーとだからこそ大きな挑戦もできる
TENTIALにはミッション・ビジョンへの共感度が高く、健康に対する思い入れが強いメンバーが集まっています。現在は100人以上の組織となり、それぞれのバックグラウンドも違えば、思い描いている夢や目標もさまざまです。ただ、根底の部分では「健康に前向きな社会にしたい」「挑戦する人を支えたい」という想いが一致している。ダイナミックな挑戦をしていく上では困難に直面することもありますが、同じ想いや志を持ったメンバーと一緒だからこそ、乗り越えていけるのだと感じています。「ミッション・ビジョンを実現するために自分が何をすべきか」という目線をみんなが持っているからこそ、「他人を蹴落としてでも、のしあがりたい」という人もいません。会社としてバリューの1つに「Buddy」という考え方を取り入れており、創業初期から共に働く仲間を尊重してきた歴史があります。
一人でも多くの人が、一歩前に踏み出せるサポートを
「健康の重要性はわかっているし、多少の知識もあるけれど、忙しい毎日の中でなかなか健康に良い行動を継続できない」。これがかつての私の悩みでした。大病を経験し、健康の知識がある自分でさえ、気を使い続けることは難しかった。だからこそ、TENTIALのアプローチには大きな可能性を感じています。いつも着るパジャマや布団を変えるだけで、無理をすることなく健康に良い行動が習慣化される。その結果として、いつの間にか心身のコンディションが良くなり、前向きに挑戦できる人が増えていく。TENTIALの事業は「世の中の人たちが今まで以上に自身のポテンシャルを発揮できるようになる」可能性を秘めていると思うと、ものすごくワクワクするんです。今、私が取り組んでいる仕事は、「新しいカテゴリの製品を売る活動」というよりも、「新しい習慣やコンディショニングという考え方そのものを浸透させていく活動」だと捉えています。この仕事を通じて、一人でも多くの人が一歩前に踏み出せるようなサポートをしていきたいです。